Shikiてくてく珍道中

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【古事記】天地のはじめ2

前回→日本初のユニットは神様5柱グループ「別天神(ことあまつかみ)」。

 

さらに続いて神様どんどん大量発生。

そしてどんどん世界が形になっていきます。

 

実はこの神様たち…それぞれ土地ができていく過程の擬人化(擬神化?)なのです。

(ケーキのようにどんどん上に重ねていくイメージでどうぞ🎂)

 

お次はこの二柱。

でもこちらもすぐにお隠れになります。

1、国常立神(くにのとこたちのかみ・独神)…地上を守る神様。

これから物を乗せるためのベースの出来上がり

(・∀・) {ケーキの台紙を用意します

 

2、豊雲野神(とよくもののかみ・独神)…大地の成立、整備。

上にいろんなものをのせる準備ができました。

(・∀・){ケーキの完成予想図を見ます

 

 

ここからは男女一組。二人で一柱とかぞえます。

(めんどくさい)

 

 

3、宇比地邇神(うひじにのかみ)&須比智邇神(すひじにのかみ)…泥&砂の意味→土砂の神様。

土地ができます。

(・∀・) {下のスポンジケーキができました

 

4、角杙神(つのぐいのかみ)&活杙神(いくぐいのかみ)…生物の育成の神様(角→生える、活→生育)。

生物が繁りはじめます。

(・∀・) {スポンジとスポンジの間にフルーツ挟みます

 

5、意富斗能地神(おおとのぢのかみ)&大斗乃弁神(おおとのべのかみ)…この神様あんまり詳しくわかってないのですが、大地の凝縮、とされています。

土地が完成!

(・∀・) {スポンジを重ねてクリーム塗って…スポンジケーキ完成!

 

6、於母陀流神(おもだるのかみ)&阿夜訶志古泥神(あやかしこねのかみ)…これも諸説あり。おもだる→完成、あやかしこし→まあ!すごい!の意味。

つまり二人並べて現代語にすると「完成!!」

 

何が完成かというと…人!人間の体ができました。

(・∀・) {お次はイチゴを乗せていきます

 

7、伊耶那岐神(いざなぎのかみ)&伊耶那美神(いざなみのかみ)…男と女を象徴する神様。この二人がであったことが全ての始まりである…

(・∀・) {真ん中のイチゴには男の子と女の子の顔を書きましょうね、よーし、ケーキ完成!!

 

 

以上、世界ができてから人が現れるまで(一応みんな神様だけど)のケーキを作り上げた七柱のグループを・・・

神世七代(かみよななよ)』といいます!

人類(神類?)史上、二つめのユニットです。

 

 

 

天地のはじめ おわり

【古事記】天地のはじめ1

これは遥か昔の物語…

 

世界ができる最初の時、高天の原に三柱の神様が登場。

 

1.天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)…最初の神様…何の力を持つ、とかそんなんじゃなくてすべての根源とかこの神様自体が宇宙そのものとか…とにかくなんかすっげー神様。

 

2.高御産巣日神(たかみむすひのかみ)…2番目の神様。万物を産み出す神様。

 

3.神産巣日神(かむむすひのかみ)・・・3番目の神様。こっちも万物を生み出す神様。高御産巣日神と『創造神』ってユニット組んでる。

 

この三柱の神はみんな独神。

そして生まれてすぐにお隠れになるので形がありません。

 

さらに続いて二柱の神様が生まれます。

 

4.宇摩志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこぢのかみ・独神)…生命力の神様。

土地がまだ形になってないときに(油のように浮いてクラゲのように漂っているって表現されてる)、葦の芽が突き上げる如くにょきっと元気に出てきた神様。なので「葦牙(あしかび)」の名を持つ。

 

5.天常立神(あめのとこたちのかみ・独神)…神様の国をまもる神様。

 

ちなみにこの二柱も出て来てすぐお隠れになりました。

 

さて、この最初に生まれた五柱の神様ユニットを「別天神(ことあまつかみ)」と呼びます。

人類(神類?)はじめてのユニット結成。

 

 

古事記ポイント

・高天の原(たかまのはら): 神様の国。天上界。

・三柱: 神様の数え方は「柱(はしら)」。3人の神様だから、三柱(みはしら)。

・独神: 2体で1つの対の神様ではなく、独りで仕事できる神様。性別とか特にありません。読み方は、どくしんじゃないよ。「ひとりがみ」。パートナーいないから似たようなもんだけど。

・お隠れになる…古事記でよく出てくる表現。姿かたちはそこにないけど、確かに存在している…みたいな。おお、めっちゃ神さまっぽい。

 

 

次回へつづく

【古事記】古事記を知ろう!

日本の神話や天皇家の始まりなど、「日本のはじまり」のあれやこれやが書かれた古事記

神社で祀られている神様などはたいてい載っている古事記

ただ、ちょっと気になってもなかなか読むのは大変だったりする本、古事記

 

そこで!これから古事記の内容を簡単にお伝えしていきたいと思います(・∀・)

※お話をとっつきやすくするために多少のフィクションが入っています。

 

 

古事記って何?

日本で一番古い、日本の歴史について書いた本のこと。

天皇家のルーツと代々の天皇が何したかが書いてある。


●どんな本?

712年刊行、上中下の全3巻セット。

上・・・神話

中・・・ヤマトタケルのお話(最初の天皇)~応神天皇

下・・・仁徳天皇推古天皇

 

稗田阿礼 暗唱、太安万侶 編纂。

神話や伝説、当時残っている記録を集めたものなので作者という作者はいません。

 

●どうやって作られたの?

 

作られた経緯はこちら…

 

600年代後半のある日…

 

天武天皇「俺…自分のルーツ知りたいんだけど、うちの本(『帝紀天皇の系譜)とみんなの持ってる本(『本辞』氏族の神話や伝説)書いてること違いすぎて、嘘か本当かわかんねー…。

よし、作っちゃおう!正しい歴史本、俺が作っちゃおう!ってことで、稗田阿礼ちゃんよろしく!」

 

と、そこで選ばれたのが、稗田阿礼(28)。

目に映ったものはすぐに暗唱でき、聞いたものは忘れない、というスーパーマン(もはや暗記ロボット)。

彼がこの帝紀・本辞などをことごとく覚えます(ほぼほぼ700年の歴史とその他の神話やら地方の伝説やらいろいろ)。

ただし、彼の特技は覚えて話すこと。

そう、話すこと。

 

稗田阿礼「では、お聞きください、稗田阿礼で『700年の歴史』。そうはじまりは…」

元明天皇「いや、こんな700年以上の歴史、目の前で話されても覚えられないから!何してんのよ!」

太安万侶「ですよねー!はい、僕が本にします!」

 

と、急に目の前で700年分の歴史を話し出された元明天皇はパニック。

(本当に目の前で話してはいないと思いますが…)

こうして太安万侶が編纂を開始し、712年に『古事記』はめでたく刊行されたのでした。

 

 

ちなみに古事記作ることを思いついた、天武天皇大化改新で出てくる中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)の弟さんです。

 

次回から古事記の本編、おはなししていきます^ ^